クラックが入らないアルミ板曲げのコツ

おはようございます。溶接管理技術者の上村昌也です。

クラックが入らないアルミ板曲げのコツ

 

直径φ380 板厚1.0mm H=15mmを
レーザー加工後ロール巻きをおこない
歪まないように溶接しました。

アルミ板の曲げ加工のおさらい

・曲げパンチは内Rを板厚以上の大きいRを使う
・材料のロール目に対して直角に曲げる
・デリケートな材質なので養生シートを貼る

材料

 

直径φ380 板厚1.0mm H=15mm



工法

・Tig溶接

・1.0mmプレートをレーザーにて加工。

・ロール巻き加工。

・胴巻きをアタッチメントで拘束しタック溶接。

・溶接後歪取りをおこないサンダー及びスコッチで仕上げ。

 

 

パラメーター

電源装置:Panasonic YC-300BP4 DC
溶接電流: 98A
パルス電流: NA
パルス周波数: NA
パルス幅: NA

交流周波数:200Hz
溶加棒: A5356BY 1.6mm
電極: 純タングステン
シールドガス : Ar
予熱 : NA

まとめ

 

アルミの1.0mmになってくると溶接も神経使います。
少し油断をすると溶け落ちて穴が開きます。穴を防ごうとして
溶加棒で盛っていこうをすればするほど、穴が大きく開きます。

なんで、タイミング良く溶加棒を挿入することが味噌です。
電流値を上げれば、母材が溶け落ちるし、低ければ溶加棒が
入ってくれません。

ちょうど良いと頃を見極めるのがコツです。

溶接後、サンダー仕上げをして、スコッチで傷等を除去していきます。
この作業が大変です。手抜きをすれば、サンダーの後が浮き上がってきますので
こまめに仕上げていかなければなりませんでした。

Zero cut の渡邉商事さん

 

アルミ溶接実験会の様子

 

 

 

クラックが入らないアルミ板曲げのコツ

 

 

 

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