ジュラルミン溶接

ジュラルミン溶接

2000シリーズ
銅のほかマグネシウムやマンガンなどを含む合金。ジュラルミン、
超ジュラルミンと呼ばれている。
溶接施工時はクラックが入りやすいので注意が必要です。

また溶加棒の選定ではA4043,A4145,A4045,A4047,A2319
などがあげられます。4043,4045,4145,4047の違いはシリコン
の含有量により識別されています。(5%~13%)

これらの溶接材料は市場での調達が困難で一般的に流通している
のはA4043でしょうか。ついてればOK状態なら使われて
いるそうです。しかし強度が必要な場合はA2319を用います。
JIS Z 3604 でも推奨しています。温度管理をしっかりとし
A2319を用いると問題なく溶接ができます。

ただA2319は日本国内で製造はされていないようです。
唯一住友電工さんが製造されていましたが、今は製造ラインから
消えています。

Copyright© 2023 KAMIMURA corporation All rights Reserved
著作権は株式会社上村製作所 上村昌也に帰属。無断転載禁止

TOP