エキスパートによるアルミ厚物溶接のコツ

おはようございます。溶接管理技術者の上村昌也です。

エキスパートによるアルミ厚物溶接のコツ

 

直径φ380 板厚1.0mm H=15mmを
レーザー加工後ロール巻きをおこない
歪まないように溶接しました。

材料

直径φ380 板厚1.0mm H=15mm



工法

・Tig溶接

・1.0mmプレートをレーザーにて加工。

・ロール巻き加工。

・胴巻きをアタッチメントで拘束しタック溶接。

・溶接後歪取りをおこないサンダー及びスコッチで仕上げ。

 

 

パラメーター

電源装置:Panasonic YC-300BP4 AC
溶接電流: 235A
パルス電流: NA
パルス周波数: NA
パルス幅: NA

交流周波数:200Hz
溶加棒: A5356BY 3.2mm
電極: 純タングステン
シールドガス : Ar+He
予熱 : 200℃

まとめ

 

アルミの厚物を溶接するコツは電流を高く上げないのがコツです。
なぜかと申し上げますと、溶接金属近傍の母材が電流の上げすぎで
ほれ込んでしまい欠陥となるからです。

そのためにできる限り予熱で母材の温度を上げ、局所加熱による熱影響を
下げてやることが肝要です。

予熱による時間はかかりますが、ベストな選択だと考えてます。
本製品は予熱なしでは 300A機では使用率の関係上、電流値が
交流では240A前後までしか使用できないので溶接が出来ないです。

なるべく低い電流値でやさしく欠陥のない溶接を心がけましょう。

参考
軽金属溶接協会さんのサイトから

http://www.jlwa.or.jp/faq/50.html

 

アルミに予熱は大丈夫?予熱のやり方!

 

 

 

エキスパートによるアルミ厚物溶接のコツ

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

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