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株式会社上村製作所

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超ジュラルミンA2024

おはようございます。溶接管理技術者の上村昌也です。
超ジュラルミンのお話です。

超ジュラルミンA2024-T3

 

難儀な超ジュラルミンA2024-T3 溶接実証試験を行いました。
日本ではこの手の材料の溶接はクレイジーといわれている
難溶接材です。

しかし大手企業ではA2024やA7075までも、溶接工法を
確立されています。

材料

 

種類及び識別 A2024-T3

板厚 t=6.0mm

ワークサイズ 150×100

超ジュラルミンの名称で知られるA2024はCuを
主添加成分としてSS400の鋼材に匹敵する程の
引張強さ565N/mmの機械的性質を持ち航空機関係の部品
などに使用されている。しかし溶接に対しては割れ感受性
高いため溶接性は劣ります。溶接ついては困難とされています。

 

溶接パラメーター

溶接電源 Panasonic YC300-BP4交流
溶接電流 115A
タングステン 純タングステン3.2mm
シールドガス  He+Ar
開先角度 90°or70°
溶加棒 A2319BY 3.2mm
余熱 有り150℃

まとめ

 

検定用治具にセットし溶接を始めました。
ジュラルミンは溶接電流を高くすると割れが発生しやすいため
低めの電流で慎重に進めていきました。

開先角度が90°のため3層盛りになりましたが、パス間温度を
100°以下に設定し溶接作業を行ったところ、裏波とともに
きれいに出来上がりました。

開先角度90°
3層盛りが必要となります。低い電流で裏波も出しやすく
溶接はやりやすい方です。欠点は開先部が広いために
3層盛りになることです。

開先角度70°
開先部が狭いために2層盛りで大丈夫です。裏波を良好に出すためには
電流値は90°開先より20%Upと強めになります。

あとはお客様の試験次第で次の過程に進む模様です。

 

 

 

 

 

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