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株式会社上村製作所

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溶接割れ

【溶接割れ】

 

08.27.2020 更新

溶接割れはいかなる場合においても放置できない現象で、
必ず目視や非破壊検査で発見しなければならない事象です。
高温時に起きる割れと低温時に起きる割れに区別しまして、
まとめてみました。

『高温割れ』

凝固割れと液化割れがあります。

凝固割れとは高温時溶接の歪が加わって発生する割れで、
拘束治具等使っている時やアルミ溶接時等でも凝固割れは
発生します。

液化割れは溶接熱により溶接熱影響部が粒界液化の
起こる温度に加熱された場合起こる割れのことです

『低温割れ』

延性低下割れと水素脆化割れがあります。
延性低下割れは銅合金などで凝固完了後の高温で
ぜい化域が存在する合金に発生する割れのこと

水素脆化割れ(遅れ割れ)は金属が水素を固溶すると
脆くなり引き張応力の存在で割れが発生する現象のこと。

水素脆化割れ(遅れ割れ)をなくすためには鋼中に含まれる拡散水素を
余熱や直後熱により温度を上昇させて放出、除去、軽減できます。

 さらに割れの形状としましては次のような割れがあります。

『クレータ割れ』

溶接部終端部に生じる割れで溶接線にそっての割れが、”縦割れ”で
溶接線に交直する割れが”横割れ”放射状の割れが”星割れ”です

『溶接金属のビート割れ』

梨形割れは溶接金属の中央に縦長に起こる割れ。
西洋
梨の形状に似ていることから名前が取られている。

“ルート割れ”は溶接のルートの切り欠きによる応力集中部分
から生じる割れのことです。

以上まとめてみました。
重大な欠陥なので目視にて発見できない場合もあるので
細心の注意が必要となります。