【A5052アルミ溶接】変形防止と高精度溶接の秘訣
ものづくりだより92号
おはようございます。溶接管理技術者の上村昌也です。
今回は、A5052材を使用したアルミ溶接部品の製作事例をご紹介します。
【製品概要】
材料はA5052(t=20mm、t=15mm)を使用し、ワークサイズは585×180×135mmです。
【製作工程】
- 溶接前加工
- 全ての加工を溶接前に行いました。
- 治具製作
- 溶接変形を防止するため、専用の治具を製作しました。
- 溶接準備
- 突き合わせ部はV型開先加工を施し、アセトン洗浄とワイヤーブラシで酸化皮膜を除去しました。
- 溶接作業
- 治具を使用し、寸法精度に注意しながら溶接を行いました。
【品質管理】
今回の製品は、溶接後の機械加工を行わないため、溶接段階での寸法精度が非常に重要です。
治具の活用と丁寧な溶接作業により、寸法精度良く製作することができました。
【現在の弊社の技術】
2017年の記事公開後、弊社の技術はさらに磨きがかかり、A5052をはじめとする多種多様な素材、
形状に対応する高度な溶接技術を確立しています。
【まとめ】
アルミ溶接は、材料の特性を理解し、適切な治具と溶接条件を選定することが重要です。弊社では、
長年の経験と確かな技術で、お客様のニーズにお応えします。アルミ溶接に関するご相談は、
お気軽にお問い合わせください。
https://www.kamimura.co.jp/arum-yonetsu/
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