【トラック部品の破損、諦めないで!熟練の溶接技術で再生】
ものづくりだより493号
【はじめに】 おはようございます!株式会社上村製作所の上村昌也です。いつも『ものづくりだより』をお読みいただき、誠にありがとうございます。
今回は、ホームページからお問い合わせいただいた「トラックエンジン部品のカバー」の補修溶接事例をご紹介します。遠方のお客様より、「フランジ部品が破損して困っているが、修理可能かどうか判断してほしい」とのお電話をいただきました。
せっかく遠方からお持ちいただいた現物。お客様のご期待に応えるべく、なんとか再生したいと考え、お引き受けすることにいたしました。
まずは、オイルでひどく汚れていた部品を丁寧に洗浄します。そして、溶接が確実に行えるよう、リューターを用いて破損箇所に開先加工を施しました。この下準備が、高品質な溶接には不可欠です。
【慎重な溶接作業】 溶接作業では、カバー本体が熱で変形しないよう、細心の注意を払いました。通常よりも低い電流値を設定し、少しずつ、丁寧に溶接を進めていきます。熟練の技術と集中力が必要となる作業です。
長年の使用でオイル汚れが付着したカバー。破損したフランジ部分を丁寧に洗浄し、修理に取り掛かります。)
溶接の強度を高めるため、破損箇所にリューターで丁寧に開先を施します。職人の手作業による繊細な作業です。
カバーの変形を防ぐため、低い電流値で慎重に溶接を行います。熟練の技術が光る瞬間です。
TIG溶接後の写真
【仕上がりとお客様の声(想像)】 そして、丁寧に溶接を行い、無事に作業が完了いたしました。後日、お客様からは「諦めていた部品が修理できて本当に助かった。御社の技術力に感謝します」という嬉しいお言葉をいただきました。
仕上げ面の凹凸が出ない様に慎重に仕上げました。
【まとめ】 今回のトラックエンジン部品カバーの補修溶接を通して、長年培ってきた弊社の板金加工と溶接技術が、お客様のお困り事を解決できることを改めて実感いたしました。
株式会社上村製作所では、トラック部品をはじめ、様々な金属製品の修理・補修を承っております。「他社で断られた」「修理できるか分からない」といったお悩みをお持ちでしたら、ぜひ一度ご相談ください。熟練の職人が、お客様のニーズに合わせた最適な solutions をご提案いたします。
今後とも『ものづくりだより』では、弊社の技術や事例をご紹介してまいりますので、どうぞよろしくお願いいたします。
株式会社上村製作所
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