板金加工

チタン溶接のしかた

ものづくりだより161号
おはようございます。溶接管理技術者の上村昌也です。

08.20.2020 ブログアップデート 記事更新。

チタン製品のご案内です。

 

材料

純チタン2種TP340CP T=1.0mmです。

用途

製品を作った端材が出たので直径180mmのお鍋を作ってみました。
チタンは、軽量で丈夫なので少々のことではへこむ事もない優れものです。
熱伝導率が低いのでお湯が沸騰しても素手で取っ手を持っ事ができます。

 

溶接法

お鍋の作る上で一番大事なのが溶接です。溶接部分を大気から守るために

アークシールド

バックシールド(これが一番面倒)

アフターシールド

が、必要になります。

要注意事項



特にある一定の温度に下がるまで溶接部を冷却してやらないといけません。
そのための役目がアフターシールドです。

まとめ



今回はアルゴンガス濃度が少し足らなかったのか若干コンタミネーション
気味です。
裏波は綺麗に出ています。お鍋内側にアルゴン充填量が不足気味
のため酸化気味です。

チタンお鍋1

チタンお鍋1

チタンお鍋2

チタンお鍋2

チタンお鍋3

チタンお鍋3

 
 

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