カブ用モリワキモナカマフラー修理 – チタンエキパイのクラックを救う!
ものづくりだより403号
おはようございます。溶接管理技術者の上村昌也です。
先日、LINE公式アカウントからお問い合わせいただき、
スーパーカブ用モリワキモナカマフラーの補修作業を行いました。
お預かりしたマフラーは、エキパイのブラケット取付部に複数のクラックが
発生しており、モナカ部分がいつ落下してもおかしくない状態でした。
カブ用のモナカマフラーは珍しいですね。しかもエキパイはチタン製で高級品です。
クラックが入っている箇所をよく見ると、以前に補修された形跡がありましたが、
残念ながら補修箇所が酸化しており、健全な溶接とは言えない状況でした。
今回は、クラックが入っている箇所を丁寧に削り取り、チタン溶接で補修しました。
溶接の際は、酸化を防ぐために慎重に作業を行いました。
修理後、オーナー様にマフラーの状態を確認していただきました。
「これで安心してカブに乗れます!」と大変喜んでいただけました。
カブは125cc単気筒で振動が大きいため、マフラーに負担がかかりやすいようです。
オーナー様は、各部にブッシュなどを入れて振動対策をされていました。
カチ上げタイプのマフラーは見た目もカッコよく、カブの魅力を引き立てていますね。
今回の修理が、カブ好きの皆様の参考になれば幸いです。

チタン製のマフラーかなり高級品です。ガッツリ溶接で補強しました。

こちらはアルミ製どちらでも溶接は社内でできます。
参考サイト
ホンダスーパーカブ
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