板金加工

専用ロールがないので円錐をベンダーで曲げました!円錐の作り方

ものづくりだより231号
おはようございます。溶接管理技術者の上村昌也です。

07.10.2020 ブログアップデート(記事大幅見直し)

今日はステンレス配管のお話です。

ステンレス配管

 

形状


直径255mm全長980mmで板厚は2mmで製作しました。
先端部分に機械加工されたフランジが溶接されています。
先端部に向かって絞っていかないといけないので
コニカル形状にしています。

 

曲げ技術



胴体はロールにて製作。コニカルはロールがないのでベンダーにて
製作しました。専門の業者さんなら円錐に巻くロールをお持ちでしょうが
弊社はその様なスペッシャル設備がないのでベンダーにて
曲げていく事でしか、できないですね。

 

まとめ


今回は一発で円錐に綺麗に曲げれました。
非常に嬉しいです。最新式のベンダーであれば左右の圧力が簡単に
可変できるので案外容易かもです。うちのは出来ませんので
金型にちょっとした細工をして順送りしていきます。

 

そんな訳でベンダーでも綺麗に曲げれました。
全て全周溶接にて施工し漏れのないことを確認し納品しました。

 

この様な曲げ加工は出来上がるまでが楽しいですね。

円錐
円錐配管

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