【シボレーアストロのビンテージホイール蘇る!プロの溶接技術で傷や打痕を修復】
ものづくりだより494号
【はじめに】
おはようございます!株式会社上村製作所の上村昌也です。いつも『ものづくりだより』をご愛読いただき、誠にありがとうございます*
今回は、弊社公式LINEを通じてお問い合わせいただいた、シボレーアストロ用ビンテージホイールの補修溶接のご依頼についてご紹介させていただきます。旧き良き時代の風格を持つ大切なホイールの修理を、弊社にご依頼いただけたこと、心より光栄に思います。
今回のオーナー様は、筋金入りのものづくり好き。普段はジープ・グランドチェロキーSRT8にお乗りとのことですが、「手が掛からないのは面白くない」と感じられ、あえてシボレーアストロをご購入されたというから驚きです。そんな車への愛情と、ご自身で手を加えることへの情熱をお持ちのお客様から、溶接のみのご依頼をいただきました。
【傷や打痕を丁寧に除去】
これが購入されたホイール
「長年の使用でついてしまった傷や打痕。まずは、これらの箇所を丁寧に削り落とす作業から始めます。」
今回の補修では、まずホイールに付いてしまった打痕や傷を高精度な超硬工具を用いて丁寧に削り落としました。この下処理が、溶接の仕上がりを大きく左右するため、慎重に、そして確実に行います。まるで職人の手仕事のように、少しずつ、丁寧に。
【熟練の溶接技術で修復】
他に傷つけないように超硬で打痕部分を除去
熟練の技術で、丁寧に溶接していきます。アンダーカットなどの不具合が出ないよう、細心の注意を払います。
そしていよいよ溶接作業です。お客様ご自身で仕上げをされるとのことでしたので、アンダーカットなどの溶接不良が発生しないよう、特に注意を払いながら作業を進めました。長年培ってきた技術と経験を活かし、強度と美しさを両立させる溶接を心がけました。一つ一つの溶接箇所に、私たちのものづくりへの想いを込めて。
【お客様の想いを形に】
1補修溶接が完了した
2補修溶接が完了した。もっこり
無事に溶接作業が完了しました。お客様がご自身で仕上げをされることを考慮し、滑らかで美しい溶接面となるよう努めました。このホイールが、お客様の愛車に取り付けられ、再び街を駆け抜けることを想像すると、私たちも嬉しくなります。
【まとめ】
今回のシボレーアストロ用ビンテージホイールの補修溶接を通して、ものづくりへの情熱を持つお客様との出会いがあり、私たちも改めて技術の重要性とお客様の想いを形にする喜びを感じることができました*
株式会社上村製作所では、自動車部品の補修溶接をはじめ、様々な金属加工のご依頼を承っております。長年の経験と確かな技術で、お客様のニーズにお応えいたします。B to B、B to C問わず、板金加工や溶接に関してお困りのことがございましたら、どうぞお気軽にお問い合わせください。皆様からのご相談を心よりお待ちしております。
追記
お客様から完璧に仕上げられました写真が届きましたので一部公開させて頂きます。
またコメントを頂きましたのでお客様の声にて合わせて掲載させて頂きました。
お客様はスーパーゼネコンにお勤めですごく多用にされているにも関わらずゴールデンウィークの休暇を利用されて仕上げられました。こちらの写真が仕上げられた様子。器用にされています。
すごく手間はかかったと思いますが、どこを仕上げられたのかがわからないぐらい綺麗
V8エンジン6L超モンスター
ご兄弟さんが高雄で経営されているアメリカンアンティークのお店
株式会社上村製作所
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