溶接管理技術者経営ブログ

国際ウェルディングショー2022に行ってきた(ダイヘン編)

国際ウェルディングショー2022に行ってきた(ダイヘン編)


ものづくりだより387号
おはようございます。溶接管理技術者の上村昌也です。

溶接現場では、品質の再現性・教育負荷・条件管理など、多くの課題が存在します。こうした背景の中、2022年の国際ウェルディングショーでは、各メーカーが「デジタル化」「見える化」「遠隔支援」を強く打ち出していました。
本記事では、ダイヘン様ブースで得た気づきを中心に、現場課題と解決策の視点から整理してお伝えします。

1. 溶接現場でよくある課題

  • 条件設定が属人化し、品質の再現性が確保しづらい
  • 新人教育に時間がかかる
  • 作業者ごとに仕上がりが変わりやすい
  • データ管理や見える化が不十分

2. デジタル化がもたらす解決策

(1)操作盤のデジタル化で再現性が向上

今回展示されていたダイヘン様の新型機は、操作盤がフルデジタル化されており、細かな設定値が視覚的に把握しやすい仕様でした。 これにより、条件の共有や再現性の確保が容易になります。

(2)遠隔でのデータ共有に対応

条件の記録・ログ管理・操作値の共有が可能となり、現場と管理側のコミュニケーションが効率化されます。小規模工場においても生産性向上に寄与します。

(3)教育負荷の軽減

設定値が見える化されることで、教育コストを削減し、一定レベルの品質維持につながります。

3. 展示会で感じた業界の方向性

4年ぶりの開催ということもあり、各メーカーが一斉にデジタル溶接機を強く押し出していました。 従来の「経験値に頼る溶接」から、「データに基づく品質管理」へ移行する流れを強く感じました。

なお、写真は撮影角度の都合により見づらいものがありますが、ご了承ください。

4. 上村製作所としての活用視点

当社は少人数体制のため、毎回ゼロから条件を探るよりも、設定値の記録・再現性の確保が非常に重要です。 今回の展示会で得た情報は、今後の設備更新や品質向上の検討材料として活用していきます。

▶関連記事(TIG溶接の欠陥対策と改善ポイント)

TIG溶接に多い欠陥と改善策をまとめた技術ページ

FAQ

Q. 小規模工場でもデジタル溶接機は有効ですか?

はい。条件の見える化によって再現性が高まり、教育負荷の軽減にもつながります。大規模なデータ管理までは不要でも、設定の可視化だけで十分メリットがあります。


 

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そんな案件ほど、ぜひ当社にお任せください。
現場の課題を一緒に解決していきましょう。

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