溶接管理技術者経営ブログ

無酸素銅円すい加工の法則

ものづくりだより299号
おはようございます。溶接管理技術者の上村昌也です。

無酸素銅円すい加工のご案内です。

直径φ300 高さ100mm 板厚2.0mm カップです。
レーザーにて形状切断後、ロールにて円すい加工を
少しずつ角度をつけながら追い込んでいきます。

このぐらいの大きさなら自社にてロール加工が可能なんです。
同は非常に柔らかいので、取扱いに細心の注意が必要です。
加工センスが問われるところです。

形状確認後、溶接作業にかかりますが、今回は寸法精度が
厳しく要求されていますので、溶接による歪は避けたいところですね。

強度より寸法公差優先にて溶接はタップ溶接です。
写真以上溶接長及び溶接箇所を増やすと歪んで公差から
外れそうなので、溶接についてはがまんです。

完成後、寸法検査で合格できましたので、酸洗いをおこない
表面をきれいにしました。

傷も最小限におさえることが出来、美観、精度問題なしでほっとしています。

 

無酸素銅円すい加工の法則 無酸素銅円すい加工の法則

 

 

 

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