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株式会社上村製作所

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アーク溶接用シールドガス(MAG) ”アルゴン+Co2”でスパッタが激減!!

アコムガス

おはようございます。溶接管理技術者の上村昌也です。

アーク溶接用シールドガス(MAG)”アルゴン+Co2”
についてのお話です。

 

アルゴン+Co2 MAGガス

 

不活性ガスの”アルゴンガス”に”炭酸ガス”を20%
混合しているシールドガスです。

 

【用途】

Co2溶接時にスパッタ現象を目的として使用します。
建機や大型構造物にも使われ始めています。
それだけスパッタ除去に時間がかかっているという事ですね。
デジタル溶接機orワイヤーとの組合せで、生産性の向上も
かなり見込めます。

また、亜鉛メッキ鋼鈑にはAr+Co2+O2 の混合ガスが有ります。
弊社も使用していますが、Ar+Co2 より、ピット、ブローホールが
少なくなったのを確認しています。
(ピットの発生原因は亜鉛の蒸気と言われています。)

【特徴】

全域に渡りスパッタが減少し、溶接ビートは平たくなる。
高電流域ではスプレー移行となり、スパッタが減少する。
混合ガス専用のワイヤーが必要である。
厚板の溶接にも使用されている。

まとめ

混合ガスとCo2ガスそれぞれに適したワイヤーを選定しなければならない
訳ですが、使用してはいけない訳でもありません。

Si(シリコン),Mn(マンガン)の歩留まりの問題だけです。

炭酸ガス用ワイヤーを混合ガスに使う場合
→電圧をやや低めにする

混合ガスワイヤーを炭酸ガスで使う
→電圧をやや高めにする

大同特殊鋼さんが発行しているガイドブックにも
ちゃんと記載されています。

また、このような事例は溶接管理技術者試験に出ていました。
溶接用シールドガスに付きましては今回が最終回です。

今後、役に立つ最新情報が入手出来れば更新します。

アコムガス

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