溶接管理技術者経営ブログ

大型アルミ厚板を美しく仕上げるTIG溶接|高品質筐体製作事例

大型アルミ厚板を美しく仕上げるTIG溶接|高品質筐体製作事例

ものづくりだより470号

【はじめに】

おはようございます。溶接管理技術者の上村昌也です。今回は、産業用機器の筐体となるアルミ厚板(サイズ:750×620×60mm)のTIG溶接による製作事例をご紹介します。外観品質と強度が求められる大型アルミ筐体において、弊社のTIG溶接技術がいかに高品質な製品を生み出すのか、その技術的な課題と解決策、そしてお客様の喜びの声まで、詳しく解説していきます。

【高品質TIG溶接の強み】
弊社が得意とするTIG溶接は、美しい溶接ビードと高品質な仕上がりが特徴です。MIG溶接(CMT溶接機)と比較して作業効率は劣りますが、外観と強度が求められる製品には最適です。特に、アルミ厚板のような大型ワークでは、TIG溶接の細やかな制御が、高品質な製品を生み出す鍵となります。

アルミ厚板をTIG溶接で丁寧に加工した大型筐体のコーナー部。美しい溶接ビードが特徴。

熟練の技術者が、丁寧にTIG溶接を行っています。美しい溶接ビードが、高品質な製品の証です。

 

【作業工程の詳細】

  • 【溶接前の準備:精度を左右する重要な工程】

    • アルミ板の表面研磨による酸化膜の除去、治具を用いた寸法出し、そして大型ワークならではの慎重な仮組作業。特に隅肉溶接部分の精度出しは、仕上がりを大きく左右するため、時間をかけて丁寧に行います。
  • 【本溶接:熟練の技術と最新設備による高品質な溶接】

    • アルミ溶接専用の500A機を使用し、アルゴンガスシールド下で慎重に溶接を行います。板厚や溶接位置に合わせて、溶接速度や電流値を細かく調整し、均一な溶接ビードを実現します。大型ワークを一人で扱うため、安全管理にも細心の注意を払っています。
  • 【溶接後の検査:品質保証のための徹底した検査体制】

    • 外観検査に加え、非破壊検査を実施し、製品の品質を徹底的に確認します。お客様に安心してご使用いただけるよう、高品質な製品のみを出荷しています。

【お客様の声】

「予想以上の仕上がりに大変満足しています。」お客様からの喜びの声は、私たちの技術力と品質へのこだわりを証明するものです。

【まとめ】

今回の事例では、大型アルミ厚板製品のTIG溶接における、弊社の技術力と品質管理体制をご紹介しました。ものづくりにおける技術力とは、単に製品を完成させるだけでなく、お客様の期待を超える品質を提供することだと考えます。今後も、お客様に満足いただける製品を提供できるよう、技術力の向上に努めてまいります。大型アルミ筐体の製作は、株式会社上村製作所にお任せください。

 

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