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株式会社上村製作所

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ダイヘン対パナソニック ガチンコ勝負?

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おはようございます。
溶接管理技術者の上村昌也です。

今日は溶接機のお話です。

溶接機は用途によりTIG.MAG.MIG、プラズマ溶接機、
サブマージアーク溶接機、抵抗溶接機、交流アーク溶接機
などが有ります。

弊社の主力溶接機であるTIG溶接機に付きまして少しお話し
したいと思います。
ティグ溶接機はサイリスタ制御方式、インバータ制御方式
デジタル制御方式があり、記載通りの順番で進化しています。

最新式の制御方式はデジタル方式で、熟練溶接士が持っている
暗黙知のデーターをデジタル化によりノウハウを形式知化を
はかっている優れもの溶接機です。弊社も一部インバーター
制御方式の溶接機を残し全てデジタル化に更新しています。

デジタル溶接機の良い点は、機能等が正確な数値に表現出来るので
溶接作業記録を作成するための必要なデーターが、明文化されて
いるので判りやすいです。もちろんアークスタート性も良く
各機能が細かく制御できますので薄物溶接には大変重宝する機械です。

【ダイヘン or Panasonic】お取引の溶材商のルートの関係で
どちらかに偏る傾向が有ると思います。メーカーの好き嫌い?
溶接機のデザインとかあるでしょう。

【ダイヘン製】
私の経験(私見)では、ダイヘン製デジタルTIG溶接機は、
アークが広がる傾向があり薄板溶接は溶け落ちが少なく
使いやすいと思います。逆にアルミの厚物とかはPanasonicと
比較した場合、溶け込みが少し弱く感じます。

同業者の話では、特に筐体がコンパクトなため250A~上で使用した
場合オーバーヒートで機械が止まるケースもあるそうです。

追記
2018年に新機種(A350P)が発売されて筺体容量が大型化
それにより上記の様な動作はしないように思われます。

【Panasonic製】
パナソニック製TIG溶接機はアークの集中が良いです。
アルミ溶接を300Aの溶接機で、ダイヘン製の溶接機でパワーが
足りなかった溶接作業が、パナソニック製の溶接機ではちゃんと
接合が出来たケースもあります。

そのかわりステンレス材料の薄板では溶け込みすぎて条件出しが
難しいケースもあります。

まとめ
両メーカー特性があり溶接機の癖があるようで、それはそれで
良いと思います。デジタル制御になってどちらも良いものですし
プロが使うならこの2大メーカーです。

パナソニックは子会社から本社の事業部に格上げされています。
本気度が感じられます。メーカーの営業マンも商売上手です。
創始者のDNAが引継がれています。

片やダイヘン、溶接学会での役員、学会での論文発表など
学会活動大変熱心です。溶接機専業に近いだけの事があります。
しかし営業マンは未だに殿様商売しています。
展示会とかの対応が今ひとつ。

以上参考になれば良いのですが。

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