アルミ溶接

【アルミ溶接】欠陥対策のプロが解説!ピット・ブローホール・クラック・歪みを解決

ものづくりだより20号 おはようございます。溶接管理技術者の上村昌也です。 アルミ溶接に関するお問い合わせで、特に多いのが以下の3点です。
  • 溶接欠陥(ピット、ブローホール)
  • アルミ板曲げ加工時のクラック
  • 溶接変形(歪み)

溶接欠陥(ピット、ブローホール)

工場内のクリーン度、溶加棒の管理状態、溶接接合部の前処理を徹底することで、ほとんどの溶接欠陥は防げます。特にブローホール対策は重要で、以下の工程を実施しています。
  • 接合部をSUSワイヤーブラシで酸化皮膜を除去
  • 接合部をアセトンで洗浄
  • 溶加棒を適切な状態で保管
  • 清潔な手袋で作業
  • アルミ専用ブースを設置
  • 水素が混入しにくいガスホースを使用
JISアルミニウムハンドブックに記載されている防止策も参考に、常に技術向上に努めています。

アルミ板曲げ加工時のクラック

  • V曲げの場合、材料の板厚に対して適切なパンチRとダイ幅を選定します。
  • 材料のロール目に対して垂直に曲げるのが基本です。
  • A1050、A1100、A5052、A5083などは比較的曲げやすい材料です。
  • A2017、A2024、A6061などは曲げにくい材料ですが、対策を講じることで対応可能です。

溶接変形(歪み)

  • 溶接前に逆歪やジグなどで製品を拘束します。
  • 小さな歪みはプレスで矯正可能ですが、大きな歪みはジグでの拘束が必要です。
  • ハンマリングや火炎矯正は、外観が重要な製品には不向きです。

予熱と層間温度

  • 厚板溶接では予熱が必要ですが、JISハンドブックでは推奨されていません。やむを得ず行う場合は250℃以下とし、予備試験で確認が必要です。
  • 層間温度は継手強度低下の恐れがあるため、常温近くまで下げるのが原則ですが、厚板の場合は250℃を目安にすることもあります。

現在の弊社のアルミ溶接技術

3年前の記事から更に技術が向上し、様々なアルミ溶接のニーズに対応できるようになりました。弊社では、これらの対策を徹底し、高品質なアルミ溶接を提供しています。アルミ溶接に関するご相談は、お気軽にお問い合わせください。   http://www-it.jwes.or.jp/qa/details.jsp?pg_no=0020030140
アルミ溶接の欠陥対策はこれだ!

高度な技術と徹底した品質管理が生み出す、美しい溶接面。アルミ溶接のプロとしての誇りが、この仕上がりに表れています。

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