溶接管理技術者経営ブログ

不安を取り除くそんな溶接試験用治具があったらいい!バックシールド治具TN-F

ものづくりだより174号

ステンレス鋼TIG溶接検定治具

おはようございます。溶接管理技術者の上村昌也です

07.09.2020 ブログアップデート(詳しくは記事の最終に)
08.17.2020 ブログアップデート
10.10.2020 ブログアップデート(you tube検定用治具の動画を公開)

今日はJIS検定対応ステンレス鋼TIG溶接
バックシールド治具のご案内です。

最近取引先からの要望で証明書を取得される方が
増えてきています。技術的には持っていようが、なかろうが
あまり変わらないのですが、溶接の原理原則を勉強する上では

非常に大切な試験です。

目的

・JIS Z 3821ステンレス鋼溶接技術検定一発合格を目指します。
・試験への不安をなくします。(これが重要かと)

JIS Z 3821ステンレス鋼溶接技術検定合格

 

試験要領


合格するには外観試験と曲げ試験をパスしないと証明書が発行して
もらえません。特にISO準拠なってからは、外観試験が厳しくなりました。
ビート不揃いや、蛇行、高さ、などチェックされます。


また、外観試験では裏波が規定通りに出ていないとNGとなり曲げ試験に
進められません。

そのためには普段採用していない溶接工法を用いらない事には、
合格できません。

(キーホール溶接法)

ステンレス鋼の場合、裏波を酸化させずに出すためには
バックシールドガスが必要で
溶接部の裏側にちゃんとガスが当たり
シールドできる治具が必要になります。

弊社が採用しているバックシールド治具は、シールド性も
問題なく裏波も良好です。

検定前にしっかり練習すれば
不安要素も取り除かれ自信を持って受験できます。


教育・訓練



普段仕事に遭われていて、なかなか練習時間が取れないものです。
しかし侮って
ぶっつけ本番で行くと、不安要素があり、とても上手な
ベテランさんでも実力が
発揮できず不合格になる場合もがあります。

今回、同業者の新人さんの教育・訓練にバックシールド治具を製作して
欲しいとの依頼が
ありましたので、この度納品し受験対策のための
溶接工法を指導させて頂きました。

(実はこの様な治具の製作は面倒なものです。)

不安要素さえ取り除けば、あとは練習通りの溶接を行えば良いだけです。
若い方が、溶接という基幹技術に興味を持って頂き携わってもらえる事が
嬉しかったですね。

 

お客さんにモデルになって頂き動画を作成しました。

https://www.youtube.com/embed/dm1nHH91ZV8

日本溶接協会のホームページ

http://www.jwes.or.jp/

京都府溶接協会のホームページ

http://www.kyoto-yousetu.server-shared.com/

 

 

 

 

まとめ

 

11.27.2017 更新

こちらのバックシールド治具を以前販売させて頂いた、
業者の従業員さんが大変使いやすく裏波もきっちり出せるようになり、
自信を持って検定試験にチャレンジしたら合格になったと、
大変嬉しい便りを頂きました。

更に今年入社したばかりの新人さんも近々、受験予定だそうです。
合格祈ります。やっぱり不安要素を取除くと案外簡単に合格できる
のかと思います。

 

この特製バックシールド治具、1セットから販売も致しております。
お客様のガス接続方法及び形状はオーダーメイドにて承ります。
お気軽にお声がけください。


07.09.2020 ブログアップデート

ご注文、お問合せ有難うございます。

お陰様で地道に販売させていただいております。

本製品は、部材完成品として、パーツ毎で在庫をしております。
お客様のご要望をお聞きしましてから、最終組み立てを行います。

そのため、リードタイムは10日前後頂いております。
検定等のご予定が決まっていましたら、早めのご注文を
お願いします。

 

08.17.2020 ブログアップデート
社内の教育・訓練用としてご購入頂いております。
認定技能は大手企業と取引するには必須条件です。
顧客に要求されるまでに取得をされることをおすすめします。

https://www.kamimura.co.jp/jisz3821-2018

 
 
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