溶接管理技術者経営ブログ

【専門家でなくても大丈夫】Googleからの謎の警告メールに、AIと二人三脚で立ち向かった話

ある朝の怪しいメールから始まった出来事

ものづくりだより512号
おはようございます。京都の溶接管理技術者、上村昌也です。

ある朝、Googleから「Google Maps Platform をご利用のお客様へ」という件名の、少し怪しいメールが届きました。
迷惑メールかと思ってゴミ箱に捨てようかと考えましたが、万が一を思い直して調べてみることにしました。

内容を確認すると…

英文メールを翻訳してもやっぱり難しい。相棒のAIに相談したところ、どうやら本物のセキュリティ警告らしいことが判明。
内容は「ウェブサイトに載せている地図の『鍵(APIキー)』が誰でも使える状態で危険」というものでした。
放置すると、悪用されて高額請求が来るリスクがあると知って、すぐに対応を始めました。

実際の画面(ビフォー)

Google Cloud ConsoleでAPIキーが無制限に設定され、警告マークが表示されている状態の画面

「制限がなく危険な状態と警告されたAPIキーの画面」

制限がかかっておらず警告マークが表示されている状態

AIに助けられながら設定変更

自分は管理者ですが、APIという言葉すら知りません。
それでもAIに手順を教えてもらいながらGoogleの管理画面を操作し、なんとか設定を進めました。
途中でボタンが見つからず焦る場面もありましたが、助言のおかげでクリアできました。

解決後の画面(アフター)

Google Cloud ConsoleでAPIキーに制限を設定し、緑色のチェックマークが表示され安全になった画面

APIキーに制限を設定して緑のチェックが表示された解決後の画面

APIキーに制限をかけて安全な状態に変更。緑のチェックマークが表示されました

今回の学び

無事にAPIキーに制限をかけることができ、管理画面の赤い警告マークは緑のチェックに変わりました。
本業の精密板金加工も、こうした小さな違和感や「まあいいか」を見過ごさないことが品質を左右します。
専門外でも新しい技術を使って主体的に解決していく大切さを改めて学ぶ機会となりました。
これからもものづくりの精神を大切にしながら、新しい技術も積極的に取り入れて、お客様に安心と信頼を提供していきたいと思います。

▶関連記事(Macで文字化けしたExcelを復活させる方法)


Macで文字化けしたExcelを復活させる方法|現場で役立つデータ修正の考え方

【よくあるご質問(FAQ)】

Q1. 「APIキー」ってそもそも何ですか?

特定のサービス(今回はGoogleマップ)を利用するための「鍵」のようなものです。
この鍵があることで、自分のウェブサイトにGoogleマップの機能を呼び出して表示することができます。

Q2. なぜAPIキーの制限が必要なのですか?

制限がないと、第三者が私のサイトから鍵を盗んで勝手に使い、その利用料金がすべて私に請求されてしまう危険があるからです。
サイトの住所を指定して「このサイトでしか使えません」と鍵に制限をかけることで、不正利用を防ぎます。

Q3. この作業は専門家でなくてもできますか?

正直なところ、一人で解決するのは難しいと感じました。
しかし、今回私がやったように、AIアシスタントなどに手順を一つ一つ聞きながら進めれば、専門家でなくても対応は可能だと思います。
一番安全なのは、サイトを制作してくれた会社に相談することです。

「他社では断られた」「難しいとされている」――
そんな案件ほど、ぜひ当社にお任せください。
現場の課題を一緒に解決していきましょう。

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