CMT溶接への道 2
おはようございます。溶接管理技術者の上村昌也です。
CMTってどうゆう意味なん?
知り合いから質問されました。
CMTとは『コールドメタルトランスファー』の意味で
ワイヤーを出したり引いたりしながら、超精密波形制御にて
母材に入熱を抑えて溶接していくシステムの事です。
通常のMIG溶接は送給装置がプッシュ方式なのでワイヤー送給が一方向
ですが、CMTはプッシュ、プル方式になっています。凄い!
その秘密はトーチの手元にも超小型の送給装置が内蔵されていて
正転、逆転に対応しています。またケーブル中程に装着されている
ブーメランとがセットになってきます。
このCMT溶接の肝になるブーメランを作動させるように
ステンレス製のスタンドを製作しスプリングバランサーにて
吊り下げれる装置を作りました。
CMTはロボットに装着されているユーザーも多いと思いますが
弊社は半自動方式での工法ですから今回のような装置をつく必要が
ある訳ですね。要はブーメランが吊れたらいい訳です。
これで一通り準備は出来たかなと考えていますので
アルミ溶接でTIGに遜色の無いMIGCMT工法を確立
していきたいと思います。
参考
ブーメランを吊り下げるためにスタンドを製作
これがCMTのメカの心臓部分(CMTの象徴)
CMT専用トーチ
ここまでお読みいただき、ありがとうございました。
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