溶接管理技術者経営ブログ

【ステンレス配管溶接】小径配管の精密溶接 – 歪みを抑え、高品質を実現

【ステンレス配管溶接】小径配管の精密溶接|歪みを抑え、高品質を実現

ものづくりだより402号
おはようございます。溶接管理技術者の上村昌也です。
今回は、φ10-8、φ12-10という小径ステンレス配管の溶接についてご紹介します。


今回の困りごと:高さ公差±0.5mm以内

今回の案件では、配管に接続するプレートの高さ公差が±0.5mm以内という、溶接構造物としては非常に厳しい要求がありました。

溶接組立後、ハイトゲージで測定したところ、公差は0.5mm以内に収まっていました。お客様との話し合いの結果、なんとか採用していただき、ほっとしました。

対策:TIG溶接+デメラーで「先に寸法を出す」

溶接はTIG溶接で行い、デメラークランピングシステムを使用しました。製作上重要な直角度や寸法はデメラーで事前に条件を出しているので、あとはジグソーパズルのようにスコスコとはめ込み、配管がスムーズに差し込めるように応力がかからない形状にして溶接を進めていくだけです。

結果:拘束力で変形を抑え、品質面も問題なし

デメラークランピングシステムのおかげで、ほとんど心配することなく作業を完了することができました。強力な拘束力により、溶接による変形が抑えられ、品質的にも問題なく仕上がりました。

今回も最後までお読みいただき、ありがとうございました。

参考:デメラークランピングシステム紹介サイト
http://www.tempos.tokyo/demmeler.html

デメラークランピングシステムを用いた組み付け精度のイメージ

デメラーならではの組み付け精度

▶関連記事(ステンレス配管・品質安定の参考)

【ステンレス配管溶接】高品質・短納期!上村製作所の技術力と連携力
【ステンレス溶接技術百科】高品質と美観を両立する匠の技
溶接技術百科【保存版】アルミ・チタン・ステンレス・ジュラルミンの溶接方法と注意点まとめ

よくある質問(FAQ)

Q1. 小径配管(φ10前後)で、歪みや高さ公差が厳しい案件も対応できますか?

可能です。ポイントは溶接条件だけでなく、治具・拘束・基準出しを含めて「先に寸法を出す」段取り設計となります。
ただし形状・溶接長・拘束可否で難易度が変わるため、図面確認のうえで可否と進め方を整理いたします。

Q2. 見積や相談の際、どんな情報が必要ですか?

図面(またはスケッチ)に加えて、材質、板厚/管径、必要公差(どこを基準に±何mmか)、数量、希望納期があると判断が早いです。
「差し込み性」「漏れ」「外観」など優先順位も一言いただけると、段取りが組みやすくなります。

Q3. 1点もの・試作でも依頼できますか?

はい、1点もの・試作・小ロットのご相談も対応しています。
量産前の成立性確認(歪み/公差/組付け)から整理したい場合も、まずは図面をお送りください。

Q4. 守秘が必要な案件はどうすれば良いですか?

公開NG情報(社名・用途・数値など)は伏せた状態でご相談可能です。必要に応じて秘密保持の運用も調整しますので、事前にお申し付けください。

著作権及び免責事項:本記事の内容の詳細については、
「免責事項」ページをご確認ください。
Copyright© 2025 KAMIMURA corporation All rights Reserved.
当サイトに関わるあらゆる著作物・知的財産は株式会社上村製作所 上村昌也に帰属します。無断転載禁止

ここまでお読みいただき、ありがとうございました。
課題解決につながるヒントがありましたら、ぜひお気軽にご連絡ください。


お問い合わせはこちら

▼ LINEはこちらからでも簡単にご相談いただけます!

スマホでQRコードを読み取って、すぐにご連絡いただけます。


友だち追加

LINE公式アカウントQRコード

URL https://lin.ee/5RPHEip

#ステンレス溶接 #配管溶接 #小径配管 #TIG溶接 #精密溶接 #治具 #京都板金

関連記事

コメント

この記事へのコメントはありません。

TOP
目次