軽量・高強度!電池収納アルミフレーム製作事例 – Tig溶接による高品質な仕上がり
おはようございます。溶接管理技術者の上村昌也です。
今回ご紹介するのは、軽量かつ堅牢な電池収納アルミフレームの製作事例です。
材料にはA6063の角パイプを使用し、Tig溶接によって高品質な仕上がりを実現しました。
軽量化による運搬性の向上と、高強度による安全性を両立した製品です。
- 材料
- A6063 角パイプ 30mm×30mm t=1.5mm
- H=450 W=550 D=480
- 溶接方法
- 溶接機:Panasonic YC-300BP4
- 交流電流:80A~125A
- 交流周波数:200Hz
- シールドガス:Ar
- タングステン:純タングステン 2.4mm
- 溶加棒:1.6mm または 2.4mm
- 余熱温度:NA
- 製作のポイント
- 過去には角パイプの薄肉による溶接変形に悩まされましたが、拘束治具を見直すことで
解決しました。 - 全周溶接を行いながらも、対角寸法の狂いを最小限に抑え、溶け込み不良のない高品質な
製品を実現しました。 - こちらの画像はリピート品です。
- 過去には角パイプの薄肉による溶接変形に悩まされましたが、拘束治具を見直すことで
- まとめ
この記事が参考になった方は、ぜひコメントや質問をお寄せください。
その他:
- 製品の用途や仕様に合わせて、材料や溶接方法を最適化することが重要です。
- この記事はあくまで一例であり、実際の製作には専門的な知識と技術が必要です。
株式会社上村製作所
[電話番号]075-982-2931
[お問い合わせはこちら]お問合せページへのリンク
[ホームページURL]https://www.kamimura.co.jp
参考サイト
https://www.aluminum.or.jp/basic/
アルミ角パイプ溶接品
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