アルミ溶接

アルミスポット溶接のしかた。

アルミ製ケース

 

おはようございます。溶接管理技術者の上村昌也です。

アルミスポット

今日はアルミスポット溶接のご案内です。

材料


材料はA5052 T=2.0mm W=450mm D=415mm H=350mm
Tig溶接+スポット溶接で組立ました。

リピート品です。アルミスポット溶接は溶接の数回に一度、チップを
ドレシングする必要があり
結構時間がかかります。
ステンレスの様に連続して溶接ができないのがアルミスポット溶接の
弱点です。

弊社のスポット溶接機はオリジン電気製の直流コンデンサー式溶接機を
使っています。
この機械は安定して溶接ができるので大変重宝されています。

 

溶接工法


パラメーターは次の通りです。

溶接電源         : Panasonic YC-300BP4
出力電流         : 交流
交流周波数   : 200Hz
パルス             : ○
パルス周波数    : 11Hz
パルス幅          : 45%
電流                : 10A
パルス電流       : 180A
シールドガス    : Ar(岩谷瓦斯)
タングステン    : 純タン 2.4mm(Plansee)
溶加棒             : A5356BY 2.4mm(サフラ)
バックガス       : NA
予熱                : ×

スポット溶接

スポット溶接

 

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