Macで文字化けしたExcelを復活させる方法|現場で役立つデータ修正の考え方
ものづくりだより499号
おはようございます。京都の溶接管理技術者 上村昌也です。
普段からMacを使用していることもあり、文字化けにはこれまで何度も対応してきました。
今回は金属加工の話ではなく、
お客様から届いたExcelファイルの文字化けをどう読み解いて直すかをまとめておきます。
Excelが文字化けする理由
「取引先からExcelファイルが届いたのに、Macで開いたら文字がすべて豆腐(□)になって読めない」
このようなトラブルは珍しくありません。
原因は大きく2つあります。
- 文字コードの違い(WindowsはShift-JIS、MacはUTF-8が多い)
- ファイルの拡張子と中身が一致していない
拡張子が「.xls」や「.xlsx」でも、実際には中身がHTMLの表だったりする場合があります。
古いシステムやウェブサービスで出力されたExcelファイルには、
「Excelとして保存」と書いてあっても、実際にはHTMLテーブルの形式になっているケースが多いです。
拡張子と中身のズレを見極める
こうしたファイルは、一見Excelで開けても、Macでは文字化けしたり開けなかったりします。
構造が合っていないものは、一度分解して正しい形に直すのが基本です。
文字化けの原因
文字化け修正の手順
文字化けしたExcelを修正するときは、次の流れで対応しています。
- 拡張子を信じずに、テキストエディタ(TextEditなど)で開いて中身を確認する
- HTMLタグ(<table>など)が含まれていないかを確認する
- 必要な表データ部分を抜き出し、不要なタグを削除する
- きれいに整えて、正しいExcel形式(.xlsx)として保存し直す
これだけで、Macでも通常通り開けるExcelに戻せます。
拡張子だけを信じない
一番大事なのは、「拡張子だけを見て安心しない」ことです。
中身を一度確認すれば、正しい方法で開き直せます。
HTML形式ならテキストインポートやGoogleスプレッドシートを活用しても対応できます。
まとめ
文字化けは、システムの仕様や古い仕組みの影響で誰にでも起こります。
原因を探して中身を確認し、必要なら分解して組み直すだけで、多くの場合は解決できます。
同じような場面で、少しでも参考になれば幸いです。
最後までお読みいただき、ありがとうございました。
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