アルミ溶接(天体望遠鏡 鏡胴)

天体観測研究者様からの依頼品で天体望遠鏡を製作しました。
胴体部A5052 T=1.2mm TIG溶接にて接合しました。

ワークは直径485mm 長さ1900mm
レーザーにてブランク材にカット、4本ロールにて胴巻き。
ロール後、溶接治具を作成後、アルミ板を拘束し溶接を
行いました。治具をしっかり作ったので変形も少なく
予定通りに鏡胴が出来上がりました。

両サイドにはめ合いの部品が入るので変形が出ると
入らないので、しっかり治具にて拘束したので
問題なくはめることが出来ました。

アルミ溶接 溶接条件

鏡胴
機種 Panasonic YC-300BP4
溶接電流90A
交流周波数200Hz
シールドガス Ar
タングステン 純タン 2.4mm
溶加棒 1.6mm

バンド及び取付部

材質 A6063 T=10mm
ロールにてバンド巻き
フランジ部分を開先を取りまして全周溶接を行いました。

機種 Panasonic YC-300BP4
溶接電流220A
交流周波数200Hz
シールドガス Ar
タングステン 純タン 3.2mm
溶加棒 2.4mm

 

鏡胴1

アルミ製天体望遠鏡を製作しました。

鏡胴2

鏡胴本体とバンドを仮組みした状態

鏡胴3

Tig溶接にて接合しています。

 

TOP