溶接管理技術者経営ブログ

アルミ溶接技術(ブラケット)

ものづくりだより261号
おはようございます。溶接管理技術者の上村昌也です。

今日はアルミ溶接技術のご案内です。

材料支給にて加工屋さんからの特急依頼品です。
2種類の各5個づつの制作依頼で、リードタイムがかなり
タイトでしたが、時間を工面しまして
なんとか約束通りの日時に間に合いました。

やればできるものです。断ればそれで
次につながらないです。
話があれば受けて、顧客と交渉すれば
多少はなんとかなるものです。

 

材料

・A5052 T=15mm
・650×230×350

工法

・Tig溶接

溶接パラメーター

電源装置:Panasonic YC-300BP4 交流
溶接電流: 190A
交流周波数:200Hz
溶加棒: A5356BY φ2.4,3.2
電極: 純タングステン
シールドガス : He-Ar
予熱 : 200℃

まとめ

材料の厚みがあるので溶接がしずらい箇所に手間がかかりましたが
タングステンを短くし、回頭性を良くしたりするなどちょっとした工夫で
作業効率が上がります。

アルミ溶接品

 

スペースが狭いので高い電流での溶接はちょっとした工夫が必要です。


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