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株式会社上村製作所

〒614-8105
京都府八幡市川口擬宝珠9番地

TEL.075-982-2931

よくある質問

ロー付けできますか?

ロー付け

ロー付けは可能ですか?
お問合せよく頂いております。ステンレスのロー付け可能です。
日本溶接協会の研修にも参加し、ブレイズ友の会の会員になっています。
銅配管やタンクなどの気密溶接にも対応できます。

 

 

 

ジュラルミンの溶接できますか?

ジュラルミンの溶接

ジュラルミン(A2017),超ジュラルミン(2024)の溶接は可能ですか?
お問合せをよく頂きます。ブログや製品案内でもご紹介させて頂いております様に
十分な実績もあり、強度試験にも合格している実績があります。

ぜひ一度、メールもしくはお急ぎの場合はお電話下さい。

ジュラルミン溶接品

ジュラルミン溶接品

ジュラルミン溶接品

ジュラルミン溶接品

短納期対応可能ですか?

短納期対応

短納期対応は可能ですか

独自のネットワークにてリードタイムの短縮を図っています。
弊社の板金設備の関係上、ボトルネックである展開、切断、抜きまでの前工程を
協力企業様に依頼し弊社にて折り曲げ以降の後工程にて完成しています。
リードタイムの短縮化につながりお客様のご要望にお応えいたしております。
また板金加工以外でもネットワークを活用、旋盤、フライス、マシニング、
五面加工機を使った複合的な溶接構造物にもフレキシブルに対応いたしております。

また、緊急性が必要な場合も一度お電話下さい。

短納期対応 お問合せください!

お取引方法はどの様になっていますか?
お取引に関するフローチャート
お引き合いをいただく際のフローチャートをご紹介いたします。迅速にご対応させて頂くため、ご確認ください。
取引チャート
お問合せ アルミ溶接、溶接、板金何なりと、お問い合せ下さい。技術に精通した担当が対応させて頂きます。
 お電話・FAX・メール・フォームより受付けております。個人の方もご対応
 させて頂きます。
(弊社サーバーの不手際によりお問い合わせフォームやメールが受信できない場合が
ございますので、24時間経っても回答がない場合、お手数ですが電話かFAXにて再度
お問合せ願えますようお願いいたします。)

 お急ぎの方は、下記の電話番号から直接お問い合せ下さい。

TEL(075)982-2931 FAX(075)982-7279

 祝日を除く月曜日~金曜日 営業時間 8:30~18:00
担当者より折り返しご連絡させて頂きます。
お引合 図面及び仕様書等の資料の提示を願います。支障が有る場合、フリーハンドでの作図でも結構です。
資料に関する機密事項は漏洩無き様、取扱い致します。
お打合せ お客様のご要望通り製作出来る様に、電話及びご面談にて
詳細のお打合せをさせて頂きます。
お見積 お打合せ内容を基に製作仕様及び価格の回答をさせて頂きます。
ご注文 見積仕様書及び価格の承認を頂き、発注書若しくは注文書を頂く事で受注契約とさせて頂きます。また代金の決済方法も取決めさせて頂きます。
着手 ご提供頂きました、購入仕様書及び図面をもとにご指定納期に向けて製作手配を致します。技術に精通したスペシャリストが製作させて頂きます。
完成検査 製作完成後、品質保証課 検査担当者が完成検査を実施し記録を取ります。
また、検査記録提出の必要性がある場合、 別途作成いたします。
納品 製作品に損傷等の内容に環境にやさしい梱包方法をとり行いまして、混載便若しくは自社便にて納品させて頂きます。お客様に納入後、5日間迄に受入検査を実施、検収をお願いします。
お支払い 受入検査合格であれば、お客様のご指定決裁方法にてお支払い願います。
個人のお客様は商品と代金引き換えとさせて頂きます。
ISO9000取得してますか?

ISOは取得されていますか?

取得していません。
現在のところ取得していません。今後も管理上、
できないと思います。しかし三菱重工業原動機事業本部殿との
品質協定を締結し原子力プラント機器製造メーカとして
認定を受けています。すべてに対応しているわけでは
ありませんが、品質方針は変わりなく 実施しています。
また環境経営を取り入れているため配慮した
もの作りを目指し、KES環境マネジメントシステム
・スタンダードStep1 を取得し改善活動を実施しています。

 

アルミ、チタン材料の保管や取扱方法は?

アルミ、チタン材料の保管や取扱方法

材料の保管はどの様にされているのでしょうか?

材質により保管場所を決めています。
材質により保管場所を区別しています。特にカーボンスティールに関しましてはさびが
発生しないよう補助シート等を覆っています。ステンレス、アルミニウム合金の取扱いに
ついてはオーステナイト系ステンレス鋼取扱い基準書KQS-0610
アルミニウム合金取扱い基準書 KSQ-0611に基づき管理をしています。

 

溶接材料の管理は、どうしてますか?

保管棚に収納しています。
材質ごとに溶接材料管理場所を確保し取り出しを行っています。
使用後は溶接材管理場所に使用済み品として識別を実施しています。
・ステンレス
・アルミニウム
・チタン
・軟鋼
上記にて分別棚を設けています。

 

 

溶接記録を提出できますか?

溶接施工記録を作成しています。
溶接作業は溶接管理技術者が作成した溶接施工要領書に
基づき溶接作業を実施しています。作業者は記録を取り
製造課にて管理を行っています。

 

検査機器の保管方法は?

トレサビリティ体系を確立しています。
測定器はノギス、マイクロメーター、ハイトゲージを
使っています。測定器の品質を維持するために検査機器は、
外部委託にて一年に一度校正を依頼しています。
取扱にも厳重に注意を払い、使用後ケースに入れ
収納箱にて保管しています。

 

検査体制は確立していますか?

検査体制に着きまして

品質保証課が完成検査を実施しています。
品質保証マニュアルを制定し品質保証課が対応しています。
製造課が受入検査、作業者が部品加工完成時の中間検査、
組立時の完成検査を品質保証課が検査を実施。

受入検査中間検査出荷検査体制を確立し
不適合品が出ないよう改善を実施しています。 

圧力配管の製作はできますか?

圧力配管の製作

圧力配管の製作は可能ですか

低圧配管は製作実績多数ですが高圧配管も実績はあります。
【圧力配管溶接】
溶接接合にて配管製作しています。低圧配管から高圧配管まで
製作対応可能です。圧力試験も50Mpaまで試験は出来ます。

SUS304 SUS316 SS400とSUS304などの異材溶接ですが
高圧配管溶接も実績はあります。

水圧にて35Mpa耐圧試験。TIG溶接部の
耐圧強度を試験しています。

 

SS400,SUS304 異材継手溶接圧力配管、
水圧試験50Mpaにて耐圧クリアしています。

気密溶接の試験方法はどの様にしていますか?

気密溶接の試験方法を教えてください

溶接気密試験の確認方法は浸透探傷試験及び水圧試験を実施しています。

【浸透探傷試験】
溶接接合部を浸透探傷試験材にてピンホール等の表面に現れている
溶接欠陥を試験します。

手順は次の通りです。
①洗浄剤にて検査箇所を奇麗に洗浄します。
②試験箇所を浸透材を吹き付けます。
③10分経過後再度除去材にて浸透材を除去します。
④現像材を吹付けると欠陥部分に赤い色が浮かび上がります。

 

PT(ペネトラント テスト)と呼んでます。

溶接欠陥部分が赤色に発色します。(経年劣化による割れ)

 

【水圧試験】
試験対象物の各ポート全て栓をして要求耐圧にて
溶接部より漏れがないことを確認します。
万が一漏れがあった場合全て試験対象物より
取り払わなければなりませんので、
まずはVT(目視にて外観試験)にて判定後、
水圧試験を実施します。

弊社にて水圧での耐圧試験を行える範囲は低圧の
1Mpa~50Mpaの高圧まで
対応できます。

 

 

納入実績を教えてください。

納入実績を教えて下さい

 おもに航空機器関係、発電プラント、半導体製造装置、液晶製造装置等です。
特に火力発電プラント向けが近年受注が増えてきています。
現在継続的にお取り引きを頂いております販売先並びに納入実績がある販売先は
下記の通りです。(順位不同 敬称略)

 森川製作所本社 三菱重工神戸造船所 三菱重工原動機事業本部高砂製作所
三菱重工高砂研究所 三菱日立パワーシステムズ 三菱重工機械システムズ
西華産業大阪支社 ナイス株式会社真空エンジニアリング部門
IHI株式会社原子力事業部 日進製作所 オムロン技術本部
島津システムソリューションズ 尾池工業 京都府警察本部

また、エンドユーザー様として、原子力発電所 火力発電所 防衛省 海上保安庁
高エネルギー加速器研究機構 原子力安全基盤機構 理化学研究所に納入されています。

溶接作業者の公的認定資格は取得してますか?

溶接作業者の公的認定資格はお持ちですか

 

日本溶接協会にて認定されています。
社団法人日本溶接協会並びに社団法人軽金属溶接構造協会に於いて下記の資格証明書を受けています。
 アーク溶接適格性証明書          JIS Z 3801 TN-F
ステンレス鋼溶接適格性証明書     JIS Z 3821 TN-F TN-V TN-H
アルミニウム溶接技術資格証明書   JIS Z 3811 TN-1F TN-1V TN-2F
溶接作業指導者適格性証明書     WES8107
溶接管理技術者適格性証明書     JIS3410(ISO14731/WES8103)認証等級1級
IIW(国際溶接学会)国際溶接技術者資格  Internationai Welding Practitione

03/12/2018見直し

 

 

溶接について

TIG溶接を主体としたアーク溶接です。
溶接作業のほとんどがTIG溶接で行っています。

特にアルミ溶接には専用の溶接機(500A/300A)
・ガス・シールドガス用 配管の設備を実施し
高品質溶接を目指しています。

ステンレスにも専用シールドガスを用い溶接作業を
行っております。またコンデンサー式スポット溶接機
によるアルミスポット溶接も可能です。

アルミはんだで小径薄物パイプ接合も出来ます。
銅やステンレスのロー付けが可能です。

取扱い材料

純アルミA1000系アルミニウム合金2014 2017/ 3003/ 5052 5083/
6061 6063 /7075 SUS304316 純チタン2種 Cu1100 タフピッチ銅
などです。 カーボンスティールはSS材となります。

得意な技術を教えて下さい。

得意とされている技術は何ですか

板金を主体とした溶接構造物が得意科目です。
特にアルミ溶接構造物が得意でワークサイズの
大きいものから小さなものまで、また板厚の薄い
ものから厚いものまで対応が可能です。
ステンレスは、配管パイプ溶接圧力タンク
真空チャンバーなど製作しております。
また、アルミステンレスフレームも得意です。

いずれも短納期対応

アルミカバー

アルミカバー

会社設立および沿革(板金加工三代目社長)

会社設立および概要を教えて下さい。


昭和初期より先々代上村卯三郎が株式会社森川製作所殿にて理化学医療機器の
板金加工に従事し、特に銅を扱った板金加工が専門としていました。
先代上村保も学業終了後、同社に入社し、技術を蓄積しました。
その後、独立し先代社長が個人創業しました。 創業時は溶接機と簡単な板金加工機
があっただけで資金も設備もなく苦労したそうです。一心不乱に
働き少しずつ設備を導入していったそうです。
2001年に経営を板金加工三代目、上村昌也にバトンタッチ、社長就任をいたしました。
これからも『良いものをお客様に』を信念のもと、技術研鑽を進めてまいります。

 

 

溶接割れ

【溶接割れ】

溶接割れはいかなる場合においても放置できない現象で、必ず目視や
非破壊検査で発見しなければならない事象です。高温時に起きる割れと
低温時に起きる割れに区別しまして、書いてみました。

『高温割れ』
凝固割れと液化割れがあります。
凝固割れとは高温時溶接の歪が加わって発生する割れで、拘束治具等
使っている時やアルミ溶接時等でも凝固割れは発生します。

液化割れは溶接熱により溶接熱影響部が粒界液化の起こる温度に
加熱された場合起こる割れのこと

『低温割れ』
延性低下割れと水素脆化割れがあります。
延性低下割れは銅合金などで凝固完了後の高温でぜい化域が存在する合金に
発生する割れのこと

水素脆化割れ(遅れ割れ)は金属が水素を固溶すると脆くなり引き張応力の存在で割れが
発生する現象のこと。
水素脆化割れ(遅れ割れ)をなくすためには鋼中に含まれる拡散水素を
余熱や直後熱により温度を上昇させて放出、除去、軽減する。

 さらに割れの形状としましては次のような割れがあります。

『クレータ割れ』
溶接部終端部に生じる割れで溶接線にそっての割れが、”縦割れ”で
溶接線に交直する割れが
“横割れ”放射状の割れが”星割れ”です

『溶接金属のビート割れ』
梨形割れは溶接金属の中央に縦長に起こる割れ。西洋梨の形状に似ていることから取られている。

“ルート割れ”は溶接のルートの切り欠きによる応力集中部分から生じる割れのこと。

溶接変形や溶接歪を押える方法があります。

溶接時の注意点や歪防止策、歪取方法につきまして
ご案内させて頂きます。

溶接歪
溶接残留応力・溶接変形
溶接施工時のいつも悩まされることですね。
まずは材料の特性を熟知することです。
SS,SUS,AL,Tiそれぞれに線膨張係数、熱伝導度など

よく理解すると、変形しやすい材料であるとかが
解ってくると思います。たとえば軟鋼(SS,SPCC)

とステンレス鋼(SUS304)を比較した場合、
線膨張係数が約1.5倍ステンレス鋼が高い数値

なっているため溶接時の変形も大きくなるのが解ります。

溶接構造物で、歪まない様に溶接する方法はいくつかあると
思いますが、 溶接変形を
起こさない様に治具等で拘束力を
大きくすればするほど変形は 少なくなりますが、
その分、
溶接部に残留応力が大きくなり溶接割れの発生が 起こる
可能性が大きくなりますね。

残留応力と変形は相反する関係があるのですね。
『溶接構造の力学と設計』には次のようなことが
記載
されています。

『残留応力と変形は相反する関係にある場合が多く、
両者を同時に軽減することはなかなか難しい。
一般に
厚板では拘束を小さくして残留応力の軽減を図り、
薄板構造では変形の防止に重点を置く設計・施工法が取られる』

溶接歪み防止対策

溶接により変形した製品は、美観も悪いし、ましてや寸法公差も
出ていないので不適合品となりますね。

そのようにならない様に事前に対策を打って作業に取り
掛かりましょう。
一般的には下記のようです。

①材料、形状にあった溶接方法を採用しましょう。
②板金なら溶接個所を少なくできるように曲げ等を採用する。
③溶接入熱を小さくする。
④溶接順序を考える。(中央から自由端に進める)
⑤逆歪み法(あらかじめ材料を逆方向に反らしておく)
⑥治具等で拘束する

溶接変形矯正法(歪みとり)

変形を矯正する方法は、施工業者それぞれの技術があると
思いますが、機械的矯正法、局部加熱急冷法
があります。

・プレスやピーニング等で歪みをとる機械的方法
・ガスバーナー等であぶるお灸(関西では『やいと』と呼びます)
線状加熱で歪みをとる急冷法

実際には歪み取りは材料に負担をかけるのでなるべく
歪まないような工法を採用するのがベスト
です
設計者、施工者(作業者)とで検討して頂きたいところです。

デメラー社3Dクランピングシステム
現在使っている精密定盤及びクランピングシステムにてかなりの溶接変形が
低減できます。上下左右からの拘束により変形量を予想した逆ひずみなどにより
角変形、座屈変形などが抑えられる事が実証されています。

 

スーパーアロイの種類につきまして

スーパーアロイアロイとは、高Ni合金のことで
ニッケルの含有量が多い金属のことです。

『インコネル』『インコロイ』『ハステロイ』

『インコネル』
耐熱性重視で1930年代に開発されていまして現在は
スペッシャルメタル社が引き継いでいます。インコネルは
INCO社の商標です。日本では大同スペッシャルメタルが
使用権を持って生産していたがスペッシャルメタル社との
合弁事業が解消され大同特殊鋼が引き継ぎ製造しています。

『インコロイ』
インコロイもINCO社の商標です。
インコネルより鉄ベースでステンレスに近いです。

『ハステロイ』
ハステロイはヘインズ社が開発した耐食性重視の材料で
日本では三菱マテリアル社が商標を使っています。

インコネル

INCONEL : Special Metal Corporation 社の商標です。
1930年にINCO社がINCONEL Alloy 600 を開発しました。

600番台:固溶強化型合金
700番台:析出強化型合金

インコネル600 Ni-15.5Cr-8Fe
 Ni基耐熱超合金(工業炉、半導体製造設備、原子力機器)
 溶接時の割れ感受性は低く、通常割れは発生しない。

 TIG溶接推奨溶接材料 SNi6082

インコネル625 Ni-21.5Cr-9Mo-3.7Nb
 高強度耐食合金(海洋機器、船舶部品、熱交換器、航空機部品)
 溶接時の割れ感受性は中程度で適用実績が十分あるそうです。

 TIG溶接推奨溶接材料 SNi6601

インコネル690 Ni-29Cr-9Fe
 高耐食耐熱合金(原子力機器、石油化学機器、石炭ガス化プラント)
 溶接には注意が必要。割れ感受性は中程度。

 TIG溶接推奨溶接材料 SNi6052

インコネル718 Ni-19Cr-18.5Fe-5(Nb+Ta)-3Mo-0.9Ti-0.5Al
 高強度高耐熱合金(航空機部品、ガスタービン部品、極低温超伝導装置)
 溶接性は悪い。TIG溶接の実績はないそうです。

機械的性質
数値が大きい程、引き張強さが高い 焼入れ強化は活用できない

インコロイ

800,800H,800HT,825がある。
石油化学工業や原子力発電プラントの高温装置部材への使用例が多い
材料です。800の含有C量やAl+Ti量及び結晶粒度を調整して高温特性を
向上させたのが800H,800HTです。

インコロイ800は593℃以下、800H,800HTは593℃以上での使用の
用途向けとASMEに記述されているようです。高い温度ですと800H
800HTで900℃前後で使用した例もあるようです。
(講習の資料に記載されています。)

 TIG溶接推奨溶接材料 
   インコロイ800 : SNi6082
   インコロイ800H : SNi6082 SNi6617(使用温度により使い分ける)
   インコロイ800 HT: SNi6625

インコロイ825は800シリーズにNi.Mo.Cuを添加して耐食性を向上させている。
Moを添加すると耐食性が向上するのですね。耐熱性と耐食性が要求される
プラント等に使用されています。

 TIG溶接推奨溶接材料 SNi6625

ハステロイ

ハステロイB-2 Ni-28Mo
 非酸化性酸(塩酸、硫酸、酢酸、リン酸など)
 石油化学関係の塔

 TIG溶接推奨溶接材料 SNi1066

ハステロイC-276 Ni-16Cr-16Mo-4W-5Fe
 酸化性酸、非酸化性酸などの広範囲の腐食環境で使用される
汎用的耐食合金鋼
石油化学関係の塔

 TIG溶接推奨溶接材料 SNi6276

ハステロイC-22 Ni-22Cr-13Mo-3.5W-4Fe
 C-276の改良型合金
 石油化学関係の塔

 TIG溶接推奨溶接材料 SNi6022

ハステロイX Ni-22Cr-9Mo-18.5Fe
汎用的耐熱合金(耐酸化性、耐浸炭性、耐窒化性、高温温度良好)
航空機ガスタービン燃焼筒、アフターバーナー

 

スーパーオーステナイト系ステンレス

SUS312L.SUS836L.N08926.N08354.N08367

SUS312L 20Cr-18Ni-3.3Mo-0.8Cu-0.2N

SUS836L 23Cr-25Ni-5.5Mo-0.2N

N08354 23Cr-35Ni-7.5Mo-0.2N

食品関係の醤油タンク、塩みりんタンク
環境設備では屋根材、排煙脱硫装置

 

いずれのスーパーアロイは溶接割れ感受性が高いので
高温割れ(凝固割れ)が生じやすく溶接には細心の注意が必要です。
溶加棒はTIG溶接用として、インコネル、ハステロイは入手でき
溶接材料の成分は母材とほぼ同じです。

 

ステンレス鋼、溶接時の注意点につきまして

ステンレス鋼の溶接時の注意点や歪防止策につきまして
ご案内させて頂きます。

オーステナイト系ステンレス鋼の溶接性
炭素鋼のように比較的容易に溶接を行うことができます。
しかし溶接時に高温割れ(凝固割れ)や腐食環境に
よっては粒界腐食、応力腐食割れ(SCC)などが
発生する。
(1)高温割れ
オーステナイト系ステンレス鋼の溶接時に発生する
割れに多いのが高温割れ(凝固割れ)である。
原因として考えられるのが溶接収縮歪みが発生する
からである。割れの形態として縦割れやクレータ割れ
などである。溶接金属の高温割れに及ぼす溶接金属中
の(Pリン+S硫黄)量とフェライト量のとの関係があり(P+S)
量の増加とともに高温割れ感受性は高くなるがフェライト量
が多くなると高温割れは発生しなくなる。
オーステナイト系ステンレス鋼溶接金属の凝固割れ感受性は、
フェライト量と密接な関係があるみたいです。

(2)腐食
一般的にはステンレスは腐食しにくいと認識があるみたい
ですが、それには訳があるのですね。約12%以上Crを
含むステンレス鋼は腐食環境下で優れた耐食性を示す。
これはCrが腐食環境下で酸化しさらに水と反応して緻密な
水酸基皮膜を形成することで、それ以上の腐食の進行を
阻止するためである。この膜は不動態皮膜と呼ばれ
ステンレス鋼の耐食性の根元となっている。

(3)応力腐食割れ(SCC)
応力腐食割れには次の3つの条件が満たされた場合に生じる現象である。

材料(鋭敏化、不純物等)
環境(温度、塩化物等)
応力(残留応力、外部応力等)

応力腐食割れの分別としましてはアノード溶解によって割れが
進行する活性溶解型(APC)と腐食反応によって生じた水素が
支配要因となる水素脆化型(HE)に大別される。なお狭義の
応力腐食割れは活性溶解型のみを指す。

(4)熱影響部の鋭敏化
溶接熱影響部は1000℃以上に加熱された溶体化部と
500~850℃程度に加熱された炭化物析出部に分けられます。
炭化物析出部では、オーステナイト粒界にCr炭化物が析出し、
粒界近傍のCr固溶濃度が低下するため、粒界腐食をおこしやすくなる。
このようにCr炭化物が析出し、粒界腐食感受性が増す現象を鋭敏化という。
腐食環境中では、この部分にウエルドディケイと呼ばれる溝状腐食を
生ずることがある。

鋭敏化を防止策
①溶接方法ならびに溶接条件の適正な選定により溶接入熱を小さくするか、
あるいは水冷しながら溶接しCr炭化物が析出しやすい鋭敏化温度域
(500~850℃)の冷却速度を速くする。
②0.03%C以下の低炭素ステンレス鋼(SUS304L、SUS316Lなど)を使用する。
③Ti、Nbなどを添加した安定化ステンレス鋼(SUS321、SUS347)を使用する。
④粒界析出を起こした材料は溶接後、炭化物を固溶させるため固溶化処理
(1000~1100℃加熱後急冷)を施す。

溶接分類
代表的なオーステナイト系ステンレス鋼SUS304を取り上げます。
溶接法の分類としましては、GTAW(ティグ溶接)、GMAW(マグ溶接、ミグ溶接)
ロー付け、はんだ付け、スポット溶接、YAGレーザ溶接があります。

Tig溶接
溶接性は非常によくティグ溶接の場合精度よく高品質な接合部を
成形できるアーク溶接です。とくに溶接部の美観が必要とされる
ステンレス製品が多く、ティグ溶接なら高品質な溶接が可能である。
しかしながら欠点として溶接速度が遅く、溶け込みが浅い等の
欠点もある。当然溶接速度が遅いと溶接入熱が多くなり、
溶接変形などの問題も生じる。

薄板の歪み防止策としましては(Tig溶接場合)
・銅板等でバッキングをする
・溶接近傍を冷却する
・高速パルスを利用する
・水素含有のシールドガスを使用し溶接速度を速める

最近ではステンレス鋼の深溶け込み溶接法として2重シールドトーチを
採用して外側に特殊酸化性ガス内側に不活性ガスを使用したAA-TIG溶接法も
実用化されている。弊社としましても非常に採用したい技術である為、
溶接学会等での情報を精査中である。

 

『参考文献』 溶接・接合技術持論 ステンレス鋼溶接トラブル事例集

ステンレス鋼の種類につきまして

ステンレス鋼の種類は次の通りです。

特性として、一般的にさびにくい材料と
知れ渡っています。また耐食性、耐酸性、
機械的強度などがあげられます。
耐久消費財には無くてはならない材料ですね。
用途として、食品関係の設備、食器、厨房機器、
製薬、医療器具、、建築物、プラント関係
使用範囲はたくさんあります。

ステンレス鋼にはSUS304と呼ばれる代表的な
規格がありステンレス鋼中65%使用されています。
化学成分と金属組織上の分類から下記の種類があります。

マルテンサイト系ステンレス鋼
Feに約13%Crを含有させた13Crステンレス鋼
SUS403,410,410S,420J1,420J2,431,などがあります。
SUS431,440A,440B,440C 416 など機械構造用鋼と
同様に焼き入れにより硬化し高硬度、高強度の使用目的
にしたものが多いです。また溶接性は悪いです。

フェライト系ステンレス鋼
Crを16~18%含有するSUS429,SUS430などがあります。
耐食性や、高温での耐酸化性を目的としたステンレス鋼。
建築内装用、家庭用器具、家電部品など使用されています。
溶接割れを起こす欠点があります。

オーステナイト系ステンレス鋼
18Cr8Niを含んだ代表的なSUS304があります。
俗にステンレスと言ったらこの規格になるほど、
一般的であります。使用用途として食器、建築金物、配管など
使用用途はたくさんあります。

スーパーオーステナイト系ステンレス

SUS312L.SUS836L.N08926.N08354.N08367

SUS312L 20Cr-18Ni-3.3Mo-0.8Cu-0.2N

SUS836L 23Cr-25Ni-5.5Mo-0.2N

N08354 23Cr-35Ni-7.5Mo-0.2N

食品関係の醤油タンク、塩みりんタンク
環境設備では屋根材、排煙脱硫装置

アルミ溶接時の注意点を教えてください

アルミニウム合金溶接施工法

溶接施工にあたってはより良い溶接結果を得られるために、
SS,SUS以上に注意点がある。
ここではTig溶接を例にピックアップしてみました。
•材料、識別などを明確に理解し適正な溶接材料を適用する。

•乾燥したきれいな材料を用いる。
•適正に保管された溶接材料を用いる。
•シールドガスが阻害されないよう注意をすること。
•母材の継手部分を洗浄すること。
ステンレス製ブラシで強くこすり表面の酸化皮膜をめくること。
アセトンやアルコールで継手部を拭くこと。

これだけのことでも良好な溶接品質に施工できます。
後は作業環境をきれいにし丁寧に溶接すれば
良好な結果が得られると思いますよ。

ブローホール対策その2
アルミ溶接の際のブローホールでいつも悩まされていましたが、
最近パージホースをガスライン用とトーチインナー用に
交換すればかなりの効果で溶接欠陥の低減が見込める事が
立証出来ている見たいです。弊社もガスライン用を交換しましたが
トーチインナー用が交換出来ていない状況です。近日中に交換予定です。
うまく行けば、溶接補修も減り不適合品の流出を減らせるので良いと思います。

アルミ材料及び適合する溶接棒を教えてください。

 アルミニウム及びアルミニウム合金の溶接材料

1000シリーズ


 一般に純アルミと呼ばれる材料で溶接材料としてはA1070,A1100などが用いられる。

溶接施工時の注意点としては熱伝導性が優れるため他の種類の材料よりも若干低めの電流値で
施工するのがポイント。陽極酸化皮膜処理(アルマイト)をすると非常にきれいに仕上がる。

2000シリーズ

銅のほかマグネシウムやマンガンなどを含む合金。
ジュラルミン、超ジュラルミンと呼ばれている。
溶接施工時はクラックが入りやすいので注意が必要です。
また溶加棒の選定ではA4043,A4145,A4045,A4047,A2319
などがあげられます。4043,4045,4145,4047の違いは
シリコンの含有量により識別されています。(5%~13%)
これらの溶接材料は市場での調達が困難で一般的に流通しているのは
A4043でしょうか。ついてればOK状態なら使われているそうです。
しかし強度が必要な場合はA2319を用います。JIS Z 3604 でも
推奨しています。温度管理をしっかりとしA2319を用いると
問題なく溶接ができます。

3000シリーズ 

非熱処理合金で純アルミよりやや強く溶接性がよい。
溶接材料にはA5356,A4943を用い用途によりA4047Aを用いる。

5000シリーズ

5052が代表的な合金で中程度の強度をもち最も広く使われている。
5083はMg含有量が多い合金で非熱処理合金としては
最も優れた強度を持ち溶接性も良好である。
同業者が船のデッキによく使われているといっていました。
溶接材料にはA5356,A5183などがあげられます。
JIS Z 3811アルミ溶接技能検定には母材に5083、溶接材料には、
A5183で検定試験が行われています。

6000シリーズ

熱処理合金で押し出し材、形材などに使われていて強度もある。
6063などがアングルやチャンネルなど構造物に使われている。
溶接材料にはA5356を用いる。

7000シリーズ

アルミニウム合金中最も高い強度を持つ亜鉛系合金とCuを含まない
溶接構造用合金に分かれる。熱処理合金としては優れた継手効率が
得られる7N01,7003が溶接構造用材料として鉄道車両、
オートバイフレームに用いられる。
溶接材料としてはA5356,A5183を使用する。

 以上、溶接材料の選択にはJIS Z 3604に示されている表を
用いて組み合わせを適用しましょう。組み合わせを間違えると
溶接部の割れが発生したり機械的強さが目標通りに出なかったり
耐食性に劣るので注意が必要である。

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