溶接管理技術者経営ブログ

接物宜従厚

物を大切にする事が大事

黄庭堅(こうていけん)【物に接するはよろしく厚きに従うべし
といっています。作家の中野孝次さんは物を扱うのは、心を温かく、
大切にする心でやるがいいとも言っておられます。

この事は著者、中野孝次さんの「幸田露伴【努力論】に学ぶ」に
詳しく説明されています。一読をお勧めします。
私は幸田露伴【努力論】を読んだのですが難しい言葉が結構あったので
現代語に訳された中野さんの著書を読直しました。

内容は人生のことや、ものづくりにも参考になる事がたくさん書かれており
役立っています。

弊社もアルミニウムや特殊材料を扱うので常に、製作時の取扱いには
注意をはらっています。また設備、道具など大切に扱う事は、それだけ
長く使えるという事なので、環境経営にも適しているという事です。

物は大切に使いましょう。

テキスト
努力論
分福の事ですかね。

努力論には幸福三節、惜福、分福、植福の事が詳しく解説されています。

惜福 福を使い尽くし取り尽くしてしまわない事。

分福 自己の得るところの福を他人に分ち与える事。

植福 人が幸せになるような行い、種まきをする事。

興味のある方は是非読んでください。

 

関連記事

コメント

この記事へのコメントはありません。

TOP